―時間とお金の経済学―
大阪学院大学経済学部 岡野光洋
2024.9.08
人はなぜ学ぶのか?
学問の意義は、人類の知的認識領域の拡大である。それは、個人の知的好奇心を満たすということを超えて、人類共有の知的財産の拡大を意味している。
学問には2つの効用がある。
第1は、生活上の便宜と利得の増大である。
第2は、自分を作り上げていくこと、確立していくこと
学問の分類
経済とは,衣食住など物財の生産・流通・消費にかかわる人間関係の全体である。
経済学の根底にあるもの
経済学の問い
経済学
社会科学の一部門で,経済に関する学問。経済学が対象とする経済とは,私的所有と私企業制度を基礎として高度に発達した現代の市場機構を中心とする経済組織をいう。
経済学的な考え方
限りある資源をいかに有効に使うか?
わたしたちの人生 = 資源管理ゲーム
これらを使って何を目指す?
時間とお金の使い方を考えよう
機会費用(機会損失)
お金で時間を買う、時間で時間を買う
タイパ至上主義について
やらなくていいことはやらないという選択
みんながやってる $\neq$ やらないといけない
お金はほしいですか?
本当にほしいですか?
お金は資源
本当にほしいものは何だろう?
お金は不安を解消する
お金は可能性を広げる
資産形成の方程式
資産形成 =(収入-支出)+(資産 × 運用利回り)
橘玲(2017)『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』幻冬舎
お金持ちになる7つの法則(抜粋)
トマス・J・スタンリー(2013)『となりの億万長者 〔新版〕』早川書房
少しずつ成長する自分を楽しもう
大学は学問をする最高の場所です。
ぜひお越しください。